【安城市】管工事施工管理技士の転職ガイド|建築・土木から設備へ移る道と求人の探し方
「安城市で施工管理の求人を探すと、建築や土木の募集は見つかるのに、管工事となると見当たらない」「今は建築や土木の現場にいるけれど、空調や給排水の設備に軸足を移したほうが、この先も長く働けるのではないか」。安城市に住む施工管理の技術者の中には、こうした迷いを抱えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、2026年10月時点でヨロズワークスに掲載している施工管理の求人をもとに、安城市の求人の実情を数字のとおりに整理します。そのうえで、建築・土木・リフォームの施工管理から管工事へ移るときに活きる経験と補いたい知識、隣の岡崎市に本社を置く株式会社三河設備の求人、三河安城駅・安城駅・新安城駅を起点にした通勤の考え方を、1級・2級それぞれの読者に向けて解説します。
安城市で管工事の転職を考えるなら、施工管理の経験を「設備」に向け直すのが近道
安城市で管工事施工管理技士として転職するなら、市内の管工事の公開求人を待つより、隣の岡崎市や名古屋方面まで範囲を広げ、建築・土木などで積んだ施工管理の経験を設備の仕事に向け直す視点を持つのが近道です。 当サイトでは、安城市を勤務地に含む施工管理の求人が9件あり、岡崎市の周辺5市(豊田市・安城市・刈谷市・西尾市・豊川市)の中では多いほうです。ただし内訳は建築・土木・リフォームの施工管理で、安城市を勤務地とする管工事の求人は、現時点で0件です。
つまり安城市は、「施工管理の仕事は見つかるが、管工事に絞ると選択肢が見えにくい」まちだといえます。裏を返せば、建築や土木の施工管理を経験してきた人が身近にたくさんいる地域でもあります。その経験を空調・給排水・衛生といった設備工事に活かす道を考える価値は十分にあります。
具体的な選択肢の1つが、隣の岡崎市に本社を置く三河設備の管工事施工管理の求人です。応募条件は2級管工事施工管理技士または2級土木施工管理技士で、土木の施工管理から管工事に移りたい方にも門が開かれています。内容は株式会社三河設備の管工事施工管理の求人(岡崎市・名古屋)で確認でき、この記事の後半でも安城市に住む方の目線で紹介します。
この記事が想定している読者
- 安城市で建築やリフォームの施工管理をしていて、設備の仕事に関心がある方
- 土木施工管理技士として働いていて、水道施設や配管に関わる工事に軸足を移したい方
- すでに2級・1級の管工事施工管理技士を持ち、安城市から通える会社を探している方
- 自動車部品などの工場で設備保全や配管に関わり、施工管理を目指したい方
当サイトに掲載中の安城市の施工管理求人9件を読み解く
まずは、安城市を勤務地に含む9件の中身を見ていきます。「管工事が0件」という事実だけでなく、どんな施工管理の仕事が募集されているかを知ると、安城市で働く技術者の置かれた状況が見えてきます。
9件の内訳
| 求人の種類 | 件数 | 主な特徴 |
|---|---|---|
| 建築施工管理(総合建設会社) | 1件 | 建築施工管理の実務経験が条件、年間休日122日 |
| 建築施工管理(リフォーム工事) | 2件 | 経験者向けと未経験OKの2本立て、現場は愛知県内 |
| 土木施工管理 | 2件 | 経験者向けと未経験OKの2本立て、出張なし・案件は愛知県内 |
| 工場・施設の建築コンサルタント候補 | 2件 | 建築学科出身が条件、直行直帰・転勤なし |
| 複数の市が勤務地の施工スタッフ・営業職 | 2件 | 安城市のほか県内の複数の市が勤務地 |
| 管工事施工管理 | 0件 | 現時点で掲載なし |
出典:2026年10月時点でヨロズワークスに掲載している施工管理の求人(10月1日時点の1,426件に、10月2日掲載の岡崎市の管工事求人1件を加えた1,427件)
安城市の施工管理の求人例
9件のうち、安城市が勤務地の求人から代表的なものを紹介します。求人名は求人票のとおりです。
| 求人 | 想定年収 | ポイント |
|---|---|---|
| 【土木施工管理】土木工事における施工管理業務/安城市/経験者募集/転勤なし/地元密着のため出張なし/案件は愛知県内 | 350万〜840万円 | 1級・2級土木施工管理技士と実務経験が必須。土日休み、年間休日105日 |
| 【建築施工管理】リフォーム工事における施工管理業務など/経験者募集/転勤なし/賞与あり/土木・建築学科系の学校を卒業されている方歓迎/現場は愛知県内 | 350万〜840万円 | 建築士か建築施工管理技士の資格と実務経験が必須 |
| 【施工管理】スキルアップができる総合建設会社|ON-OFF充実★年休122日 | 460万〜700万円 | 建築施工管理の実務経験が条件。シフト制、年間休日122日 |
| 【工場・施設の建築コンサルタント候補】年休115日/転勤なし/直行直帰/発注者案件あり | 500万〜800万円 | 建築学科出身が条件。土日祝休み、年間休日115日 |
| 【建築施工管理】リフォーム工事における施工管理業務など/未経験OK/転勤なし/賞与あり/土木・建築学科系の学校を卒業されている方歓迎/現場は愛知県内 | 322万〜600万円 | 普通自動車免許があれば未経験から応募可 |
9件から見えること
安城市には、地元で建築・土木の施工管理を続けたい人にとっては、比べられるだけの公開求人があります。経験者向けの求人では、想定年収の上限が800万円を超えるものもあります。
一方で、管工事施工管理技士の資格や設備工事の経験をそのまま条件にした求人は、この中にはありません。工場・施設の建築コンサルタント候補のように、工場を相手にする仕事は見られますが、職種としては建築の領域です。安城市に住む管工事の技術者、あるいは管工事に移りたい技術者にとっては、市内の公開求人だけでは選択肢が足りないのが実情です。
安城市というまちと、管工事の仕事のつながり
安城市で働く技術者の状況を考えるために、まちの成り立ちと、管工事の仕事との接点を整理しておきます。面接で「なぜ管工事なのか」「なぜこの地域なのか」を話すときの材料にもなります。
水を引いてきたまちと、水を扱う仕事
安城市は西三河の市で、明治用水によって農業が発展し、かつて「日本デンマーク」と呼ばれたまちです。水を引き、暮らしと産業の基盤を整えてきた歴史は、建物の中に水と空気を通す管工事の仕事とどこか重なります。
今の安城市には、農業のまちの顔に加えて、自動車部品などの製造業の事業所もあります。西三河は自動車関連の工場が集まる地域で、工場には空調・換気、給排水、冷却水や圧縮空気などの用役配管といった、管工事に関わる設備がたくさんあります。工場の稼働を支える設備の新設や改修は、管工事の施工管理の仕事につながる分野です。
暑さと地震への備えが、設備の更新を後押しする
この地域は夏の暑さが厳しく、空調設備の新設や更新は、住宅でも学校・公共施設でも工場でも欠かせません。設置した空調はいずれ更新の時期を迎えるため、新築が少ない時期にも改修の仕事は生まれます。
また、南海トラフ地震への備えとして、建物の耐震化や設備の更新は愛知県全体の課題です。配管の耐震対策や、非常時にも使える給排水設備の整備などは、建築や土木の施工管理を経験した人の視点が活きる分野でもあります。
3つの駅がある、鉄道の選択肢が多いまち
安城市には、東海道新幹線の三河安城駅、JR東海道本線の安城駅、名鉄名古屋本線・西尾線の新安城駅などがあります。安城駅は岡崎駅と同じJR東海道本線、新安城駅は東岡崎駅と同じ名鉄名古屋本線の駅で、隣の岡崎市にも名古屋方面にも鉄道で向かえる位置にあります。住んでいる地区によって使いやすい路線が異なるのも安城市らしい点で、通勤先を考えるときの手がかりになります。
建築・土木・リフォームの施工管理から管工事へ軸足を移すという選択
安城市の求人の顔ぶれを見ると、建築・土木・リフォームの施工管理を経験している人が、管工事に移ることを検討するのは自然な流れです。施工管理の基本である工程・品質・安全・原価の4つの管理は、どの工種でも共通しています。違うのは、扱う設備と、調整する相手です。
| 今の職種 | そのまま活きる経験 | 管工事で新たに覚えること | 資格の考え方 |
|---|---|---|---|
| 建築施工管理 | 工程の組み立て、他職種との取り合い、品質・安全の書類 | 空調・給排水の系統、機器の能力、試運転・調整 | 2級管工事施工管理技士の取得を目指す |
| 土木施工管理 | 埋設配管・掘削の管理、公共工事の書類、安全管理 | 建物の中の設備、空調・換気の仕組み | 2級土木で応募できる管工事の求人もある |
| リフォーム施工管理 | 水回りの改修、住みながらの工事、施主との調整 | 大きな建物の設備図の読み方、大規模な工程 | 2級管工事施工管理技士の取得を目指す |
| 工場の設備保全・配管 | 用役配管の知識、稼働中の設備での安全確保 | 工程・原価の管理、書類、協力会社の管理 | 第一次検定から挑戦し、実務経験を積む |
建築施工管理から移る場合
建築の現場では、設備業者との取り合いを日常的に調整してきたはずです。天井裏のダクトと梁の干渉、配管のスリーブの位置、設備の搬入時期など、「設備を建築の側から見てきた」経験は、管工事の施工管理になっても強みになります。
一方で、空調の系統や機器の能力、給排水の勾配、試運転・調整など、設備側の技術的な判断は新たに身につける必要があります。また、管工事の求人の多くは管工事施工管理技士を応募条件や歓迎条件に挙げます。建築施工管理技士の資格だけでは、後で紹介する岡崎市の求人の必須条件は満たさないため、2級管工事施工管理技士の取得を視野に入れておきましょう。
土木施工管理から移る場合
土木の施工管理から管工事に移る場合、埋設管や上下水道に関わる工事の経験は、管工事の仕事と接点があります。公共工事の書類作成や、安全管理、発注者との協議に慣れていることも評価されやすい点です。
安城市の求人にも土木施工管理が2件ありますが、管工事に軸足を移したいなら、管工事と土木の両方を手がける設備会社が選択肢になります。岡崎市の求人は、必須条件に2級土木施工管理技士が含まれ、会社としても水道施設や土木の工事を手がけています。土木の資格を持ったまま管工事の現場に入り、働きながら管工事施工管理技士を目指すという道が考えられます。
リフォームの施工管理から移る場合
リフォームの施工管理では、キッチンや浴室、トイレといった水回りの改修を扱うことが多く、給排水に触れる機会は少なくありません。住まい手や施主との調整に慣れていることは、病院や学校など使いながら改修する建物の工事でも役立ちます。
一方で、ビルや工場の設備工事は、住宅に比べて系統が大きく、関わる協力会社の数も増えます。大きな設備図を読み、複数の職種の工程を組み立てる経験を、転職先で段階的に積んでいくことになります。
軸足を移すときに気をつけたいこと
職種を変える転職では、最初のうちは年収や役職が今と同じにならない場合もあります。施工管理としての経験年数は評価されても、管工事としての経験は新たに積み上げる部分があるからです。
また、管工事施工管理技士の第二次検定に必要な実務経験は、管工事の実務経験として認められる内容であることが前提です。今の仕事のどこまでが該当するかは人によって異なるため、受検を考えるときは全国建設研修センターの受検の手引きで確認しましょう。
管工事施工管理技士の資格を短く整理(1級・2級・受検資格)
ここでは、軸足を移す人が押さえておきたい資格の要点だけを短くまとめます。
2級管工事施工管理技士は、管工事の主任技術者として現場を任され、一般建設業の営業所技術者等の要件も満たせる資格です。1級管工事施工管理技士は、主任技術者に加えて監理技術者にもなれます。管工事業は建設業法の「指定建設業」の1つで、元請として受けた工事で下請契約の総額が一定額以上(2025年2月以降は5,000万円以上)になる現場では、1級などの資格を持つ監理技術者が必要です。
受検資格は2024年度から見直され、第一次検定は2級が受検年度末時点で17歳以上、1級が19歳以上なら、学歴や実務経験がなくても受検できます。2級の第二次検定は2級第一次検定の合格後の実務経験3年以上など、1級の第二次検定は1級第一次検定の合格後の実務経験5年以上(特定実務経験1年以上を含む場合は3年以上、監理技術者補佐として1年以上 など)が要件です。2028年度までは旧受検資格でも受検できる経過措置があります。細部は全国建設研修センターの受検の手引きで確認してください。
第一次検定に合格すると「技士補」の称号を得られ、1級技士補は監理技術者補佐として現場に置くことができます。若手・2級の目線での進め方は「岡崎市の2級管工事施工管理技士の転職」、1級を活かすキャリアは「岡崎市の1級管工事施工管理技士の転職」でくわしく解説しています。
株式会社三河設備(岡崎市)の求人を、安城市に住む人の目線で読む
ここからは、安城市の隣、岡崎市に本社を置く三河設備が2026年10月2日に掲載した管工事施工管理の求人を紹介します。安城市から通える範囲で、管工事を正面から仕事にできる求人の例です。求人票の全文は株式会社三河設備の管工事施工管理の求人ページ(岡崎市・名古屋)で確認できます。
- 仕事内容:数千万円〜1億円規模の給排水衛生・空調設備工事の担当責任者。施工計画、工程・品質・安全・原価の管理、協力会社やお客様との調整を担う。会社としては水道施設・土木・電気の工事も手がける
- 応募条件:必須は2級管工事施工管理技士または2級土木施工管理技士と、普通自動車免許(AT限定可)。1級管工事施工管理技士、1級土木施工管理技士は歓迎
- 年収:想定490万〜580万円(月給357,500円〜418,500円。45時間分の固定残業手当を含み、超過分は別途支給)。成果は決算賞与(インセンティブ)で還元し、同社では年収1,500万円での採用実績もあるとのこと
- 働き方:本社は岡崎市、名古屋駅エリアにもオフィス。直行直帰可、マイカー通勤可(駐車場あり)、転勤なし、フレックスタイム制(コアタイム10:00〜15:00)
- 休日:完全週休2日制(土日)、年間休日120日(祝日は社内カレンダーにより出社日あり)
2級土木で応募できることの意味
この求人の特徴は、必須条件に2級土木施工管理技士が並んでいることです。安城市で土木の施工管理をしてきた方にとっては、管工事施工管理技士をまだ持っていなくても、管工事の仕事に移る入口になり得ます。入社後に担う工事の範囲や、管工事の資格取得をどう支えてもらえるかは、面接で具体的に確認しておきましょう。
建築施工管理技士だけをお持ちの方は、必須条件を満たさないため、2級管工事施工管理技士の取得を先に考えることになります。第一次検定は実務経験なしでも受けられるので、受検の時期と転職の時期をあわせて計画するのが現実的です。
安城市からの通勤の考え方
本社は隣の岡崎市にあり、名古屋駅エリアにもオフィスがあります。車で通うなら隣の市にある岡崎市の本社、鉄道を使うなら名古屋駅エリアのオフィス、といった考え方ができます。直行直帰ができるため、現場が西三河にあれば、毎日オフィスに寄らずに自宅から現場へ向かう働き方も選べます。
通勤にかかる時間は、住む場所や使う路線、道路の混み具合によって大きく変わります。応募を考えるときは、自宅から岡崎市の本社や名古屋駅エリアまでの経路を、地図アプリなどで確認しておきましょう。
年収と仕事の規模をどう見るか
想定年収の上限は580万円で、安城市の経験者向けの建築・土木の求人(上限840万円)と比べると、表に出ている数字は控えめです。ただし、この求人は月給に45時間分の固定残業手当を含み、超過分は別途支給、さらに成果を決算賞与で還元する仕組みです。年間休日も120日で、安城市の土木・リフォームの求人の105日より多く設定されています。
数字の大小だけでなく、休日、残業代の扱い、賞与の考え方、任される工事の規模をあわせて比べることが大切です。1級をお持ちの方は、1億円規模までの工事の担当責任者として評価されやすい求人なので、1級がどう待遇に反映されるかを面接で確認しておくと安心です。
安城市から通える範囲で見る、管工事・設備の求人データ
安城市の外まで目を広げると、管工事の求人はどれくらいあるのでしょうか。当サイトの掲載求人を、範囲ごとに整理しました。
| 範囲 | 掲載求人数 | 管工事・設備の求人 |
|---|---|---|
| 安城市を勤務地に含む | 9件 | 管工事0件(建築・土木・リフォーム) |
| 岡崎市を勤務地に含む | 5件 | 管工事1件(前の章で紹介した求人) |
| 西三河を勤務地に含む | 19件 | 管工事の記載がある求人1件 |
| 名古屋市を勤務地に含む | 74件 | 施工管理全体の件数 |
| 愛知県を勤務地に含む | 163件 | 「管工事」の記載がある求人7件、空調・電気の設備施工管理29件(電気25件・空調4件) |
| 全国:必須欄に1級管工事 | 26件 | 想定年収464万〜815万円 |
| 全国:必須欄に2級管工事 | 31件 | 想定年収450万〜800万円 |
| 全国:管工事施工管理技士(1級か2級)が必須 | 86件 | 想定年収450万〜800万円 |
出典:2026年10月時点でヨロズワークスに掲載している施工管理の求人(1,427件)。想定年収は下限の中央値〜上限の中央値で、10月1日時点の集計
安城市は周辺の市の中では施工管理の求人が多い一方、西三河全体まで広げても管工事の記載がある求人は岡崎市の1件です。愛知県全体でも「管工事」の記載がある求人は7件で、当サイトの掲載分に限れば、管工事の公開求人は県内でも多くありません。
全国で見ると、管工事施工管理技士を必須とする求人は86件あり、想定年収は450万〜800万円でした。資格を条件にした求人ほど年収の上限が高めに設定されている傾向がある一方、安城市から通える範囲では件数が限られます。公開求人を探すことに加えて、求人サイトに出ていない地元の設備会社や、工場の設備部門の募集にも目を向けることが、安城市で管工事の仕事を見つける現実的な方法です。
年収と資格手当を、今の職種の条件と比べる
建築・土木から管工事へ移るときは、資格手当がどう変わるかも気になるところです。
当サイトの掲載求人で、1級施工管理技士(種目は問わない)の資格手当を月額で明記していた62社の中央値は、月2万円でした。分布は、1万円未満が5社、1万円〜2万円未満が17社、2万円〜3万円未満が20社、3万円〜5万円未満が13社、5万円以上が7社です。求人票の記載から機械的に抽出した値なので、目安として見てください。
2級の手当は月数千円の例が見られ、ある空調・衛生設備の会社の求人では、1級管工事施工管理技士が月15,000円、2級管工事施工管理技士が月7,000円、2級の第一次検定合格が月2,000円と段階的に設定されていました。資格取得祝い金(一時金)を金額で明記していた会社は12社で、1級施工管理技士で1万円〜50万円と幅がありました。
建築や土木の資格をすでに持っている方は、管工事の資格を加えたときに手当が合算されるのか、最も高いものだけが支給されるのかを確認しておきましょう。扱いは会社によって異なります。手当の相場や求人票の見方は「1級管工事の資格手当」でまとめています。
三河安城駅・安城駅・新安城駅を起点にした働き方の考え方
安城市に住みながら管工事の仕事をするなら、通勤の起点をどこに置くかで、選べる会社の範囲が変わります。
鉄道で通うなら、使う路線から通勤先を考える
JR東海道本線の安城駅、名鉄名古屋本線の新安城駅は、どちらも岡崎市と名古屋方面の両方に向かえる路線の駅です。名古屋駅エリアにオフィスがある会社なら、鉄道通勤も選択肢になります。東海道新幹線の三河安城駅もあり、鉄道の選択肢が多いことは、安城市に住む技術者の強みといえます。
ただし、施工管理は現場が勤務先になることが多い仕事です。オフィスへの通いやすさだけでなく、担当する現場がどのエリアに多いかを確認しないと、実際の通勤のイメージはつかめません。
車で通うなら、直行直帰とマイカー通勤の可否を確認する
西三河は、現場への移動や日々の通勤が車中心の地域です。マイカー通勤ができるか、駐車場はあるか、社用車で現場に直行できるかといった点は、働きやすさを大きく左右します。
直行直帰ができる会社なら、オフィスの場所にかかわらず、安城市の自宅から西三河の現場へ向かう日が多くなります。面接では、配属後に担当する現場の地域と、直行直帰がどのくらいの頻度でできるかを聞いておきましょう。
転勤なし・地元中心の会社かどうか
安城市に家を構え、家族との暮らしを大切にしたい方にとって、転勤の有無は大きな判断材料です。安城市の求人にも「転勤なし」「地元密着のため出張なし」を掲げるものが多く見られます。管工事の会社を探すときも、転勤がないか、出張がどの程度あるかを求人票と面接の両方で確かめましょう。
職種を変える転職の進め方と、書類・面接で伝えること
建築・土木・リフォームから管工事に移る転職は、同じ職種での転職より準備が大切です。
転職の前にやっておきたいこと
- 2級管工事施工管理技士の受検を計画する:第一次検定は実務経験なしで受けられます。合格すれば2級技士補として、管工事への意欲を具体的に示せます
- 設備の基礎を学んでおく:空調の熱源と系統、給排水の勾配、換気の考え方など、基本的な仕組みを押さえておくと面接での受け答えが変わります
- 今の現場での設備との関わりを書き出す:取り合いの調整や、設備業者との工程の組み直しなど、設備に関わった場面を整理しておきます
職務経歴書では「設備との接点」を具体的に
職務経歴書では、担当した工事の用途・規模・立場に加えて、設備工事とどう関わったかを書きます。「空調ダクトと構造の干渉を事前に洗い出し、工程の手戻りを防いだ」「上下水道の埋設配管工事で、関係者との協議を担当した」といった書き方をすると、管工事への適性が伝わりやすくなります。
面接で確認しておきたいこと
職種を変える転職では、入社後の育て方を確認しておくことが大切です。最初はどんな規模の現場から担当するのか、先輩と組む期間はあるのか、資格取得の支援はあるのかを聞きましょう。あわせて、固定残業代の時間数と超過分の扱い、祝日の出社の有無、直行直帰の頻度など、求人票だけではわかりにくい条件も確認しておくと、入社後のずれを防げます。
条件の確認や、求人サイトに出ていない会社の情報を得たい場合は、施工管理に詳しい転職エージェントに相談するのも1つの方法です。
安城市の管工事施工管理技士の転職についてよくある質問
Q. 安城市内に管工事施工管理の求人はありますか?
2026年10月時点で、当サイトに安城市を勤務地とする管工事の求人は掲載がありません。安城市を勤務地に含む施工管理の求人は9件ありますが、建築・土木・リフォームの施工管理です。隣の岡崎市や名古屋方面まで範囲を広げ、求人サイトに出ていない地元の設備会社にもあたるのが現実的です。
Q. 安城市から岡崎市の会社に通えますか?
安城市は岡崎市と隣り合っており、通勤先の候補になります。JR東海道本線や名鉄名古屋本線を使う方法も、車で通う方法もありますが、かかる時間は住む地区や経路によって異なるため、地図アプリなどで確認してください。直行直帰ができる会社なら、オフィスに通う日数そのものが少なくなることもあります。
Q. 建築施工管理技士しか持っていませんが、管工事の求人に応募できますか?
求人によります。管工事施工管理技士を必須とする求人には応募できませんが、「歓迎」の求人や、経験を重視する求人であれば応募できる場合があります。並行して2級管工事施工管理技士の第一次検定に挑戦しておくと、意欲を示しやすくなります。
Q. 土木施工管理の経験は、管工事でも活かせますか?
埋設配管や上下水道に関わる工事、公共工事の書類作成や安全管理の経験は、管工事の現場でも活かせる場面があります。この記事で紹介した岡崎市の求人のように、2級土木施工管理技士を必須条件に含め、水道施設や土木の工事も手がける設備会社もあります。
Q. 安城市の自動車部品などの工場で設備保全をしてきました。施工管理を目指せますか?
工場の空調・換気や用役配管に触れてきた経験は、工場の設備工事を手がける会社で評価される可能性があります。施工管理では工程・原価の管理や書類作成、協力会社の管理が加わるため、2級の第一次検定から挑戦し、管工事の実務経験を積みながら第二次検定を目指す流れが考えられます。
Q. 1級を持っています。安城市に住みながら名古屋の会社を選ぶのはありですか?
選択肢になります。安城市には名古屋方面に向かう鉄道の路線が複数あり、名古屋駅エリアにオフィスを置く会社も候補に入ります。ただし施工管理は現場が勤務先になることが多いため、担当する現場が名古屋市内中心か、西三河にも現場があるかを確認したうえで判断しましょう。
まとめ:安城市で積んだ施工管理の経験を、管工事という次の軸へ
当サイトでは、安城市を勤務地に含む施工管理の求人が9件あり、岡崎市の周辺5市の中では多いほうです。ただし内訳は建築・土木・リフォームで、管工事の求人は現時点で0件です。西三河全体でも管工事の記載がある求人は岡崎市の1件、愛知県全体でも7件という状況です。
だからこそ、安城市に住む技術者には、建築・土木・リフォームで積んだ施工管理の経験を設備の仕事に向け直し、隣の岡崎市や名古屋方面まで範囲を広げて探すという考え方が合っています。工場の空調・換気や用役配管、学校・公共施設の空調更新、地震への備えとしての設備の改修など、西三河には管工事の施工管理が活きる仕事があります。同じ名鉄西尾線が通る西尾市の状況は「西尾市の管工事施工管理技士の転職」で紹介しています。
具体的な一歩として、2級管工事施工管理技士または2級土木施工管理技士で応募できる株式会社三河設備の管工事施工管理の求人(岡崎市・名古屋)を確認してみてください。安城市から通える範囲のほかの募集は、愛知県の施工管理求人を見るからご覧いただけます。ヨロズワークスでは、施工管理職に特化したキャリアアドバイザーが、メールでの日程調整とWeb面談を通じて、求人票に書かれていない条件の確認や職種を変える転職の相談をお手伝いしています。管工事に軸足を移したい方は、無料で転職相談をするからお気軽にご相談ください。